“Games for Windows Live”(GfWL)について

“Games for Windows Live”サービスは終了している

Microsoftが2010年前後にかけて運営していた”Live”サービスというものがあります。
Xboxと共通のゲーマーズタグを持ち、トロフィーの獲得やオンラインプレイを行うためのベースとなっていたものです。
しかしこのサービスは、2014年に運営を終了しています。

このため、Liveをフルに活用しているゲームをプレイすることは、Steamを認証に使っている場合よりもさらに高いハードルがあると考えるべきです。

Liveでの認証ができない

私の持っているゲームソフトでこの影響を受けているのが「スーパーストリートファイター4」です。
ゲーム起動時にLiveアカウント登録が求められ、これができないと大きく機能が制限されるといった仕様です。

ゲームのインストールはできるが、起動時にLiveの登録が求められます。
これをクリアできないと・・・

警告が出て、

ごく一部のキャラクターしか使えない、という状態になってしまいます。

GfWL版のゲームはSteamに移行しているものが多いが…

スパ4に関して言えばGfWL終了の発表を受けて管理をSteamに引き継ぐ、という措置が取られました。
そのため、Liveが使えない現在でもSteamで利用ができるならWindowsXPでのプレイができる可能性があります。
先の投稿にも記載した通り、現在方法は調査中)

しかしGfWLしか認証方法を持っていないゲームはおそらく救済策がないと思われますので、ゲームを入手しようとする際は特にご注意ください。

ちなみに、(この時代のゲームにあまり馴染みがなかったため)ややこしいと思ったのですが、
以下の1枚目、スパ4のパッケージのように「LIVE」と書かれているものは、本記事の通りLIVE認証が求められます。

変わって2枚目、ラストレムナントの場合は「Games for Windows」とは書かれていますが「LIVE」とは書かれていません。
これはLIVE認証は求められないと思って差し支えないと思います。(ただしSteam認証が有るか無いかは要確認)
似たようなデザインで戸惑うかもしれませんが、ゲームを選ぶ際の参考になれば幸いです。

スーパーストリートファイター4のパッケージ上部
ラストレムナントのパッケージ上部